丸山隆平は自分の可能性を模索するか

関ジャニ∞クロニクルのいきなりドッチで時が止まった。丸ちゃんが落ち込んだ表情を見せた時、それを見た自分も時が止まったようだった。丸ちゃんが落ち込んだ理由を知りたかったし、自分の中で見てはいけないものを見てしまったような感覚に陥った原因が知りたかった。

 

①ボールを見つけて丸ちゃんと亮ちゃんが結託
②小藪さんが亮ちゃんが丸ちゃんを騙しているのではないかと言う
 丸ちゃんが亮ちゃんを当てる
③小藪さんがもう1個思っていたと「丸ちゃんの扱いが雑。淋しくなる。カバーしてあげたら?」
 横山「(カバーを)やってる方と思う」
 丸山「僕はわりといきていると思ってる」
④丸ちゃんが出前を取りに行く
 錦戸「こっちで開けろよオマエ」
 丸ちゃんが箱を開ける。
⑤ボールを持った丸ちゃんが今日の流れを不満に思っていることを告げ、丸ちゃんの最近笑ったエピソードを求める。
⑥丸ちゃんの自由時間10分経過とテロップが出る
 横山「一応地上波で流れてるからさ」
 安田くんが当てられる
 村上「大した山場もなくさ」
⑦丸「はぁ~」
 錦戸「何でオマエがはぁ~やねん!みんながはぁ~やねん」
 大倉「泣きそうな顔すなや」
 横山「自分の顔がどんなんか知ってるか。めっちゃ引き攣ってる」
⑧大倉くんが当てられて、小藪さんをディスることになる
⑨村上「オマエ参加しろよちょっと。オマエ目ぇ死んでたで今」
 丸山「嘘」
 小藪「反省してた?」
 横山「どこを反省してた?」
 丸山「ボールを持った立ち回り方」

 

丸ちゃんが反省に至る流れを見ると、ボールを持っていた10分程度を編集され、横山くんと村上くんに流れの悪さを指摘されており、丸ちゃん自身がボールの持ち回りが悪かったかもしれないと反省に至る要素はあるんですね。「僕はわりといきていると思っている」と丸ちゃんが発言したように、いきているのはわりとで、いきていないと感じる時もあるわけです。それを考慮すると、ボールを持った時に思った程の手ごたえや見せ場がなかったと落ち込んじゃったのかなと感じた。
丸ちゃんは関ジャニ∞では楽しくいたいという気持ちが関ジャニ∞冠番組で伝わってくるから、メンバーに責められたことが大きな原因で落ち込んだとは個人的には思えなかった。彼の真面目さゆえに番組中に時が止まったような瞬間ができてしまったのではないかと思う。真面目さはサタデープラスの時を見ればわかる。人の気持ちを思いやることができるから誰かを傷付ける発言をしない。面白さを求めるのではなく、番組に合う丸山隆平を演じていると思うんですよね。サタデープラスとは違い、バラエティだと違う姿が見える。例えば、クロニクルだと丸ちゃんがMCのコーナーを見ても自由ではじけきっている。関ジャニ∞全員でする仕事を楽しんでいるし、みんなを楽しませようとしているのがわかる。ただ、暴走しちゃうせいでメンバーが困ってしまう場合があるかもしれないが。
痛いところをつかれた第三者からの評価はきつかったと思う。自分の言動を思い返して別のアプローチができたのではないかと思い悩んでしまったかもしれない。でも、反省の後にボールを持った丸ちゃんは挽回を図ろうと立ち回りを変えたように見えた。

 

初見の時はみんなに色々言われて可哀想…と思ったりしたけど、番組の流れを追っていくと反省の原因が丸ちゃんへ向けられた言葉だとは繋がらなかった。そこには丸ちゃんの真面目さを信じているからかなと。初見には見るに堪えないと感じたのだが、丸ちゃんが雑に扱われていることにファンとして気付いていたが見ない振りをしていた罪悪感からかもしれない。気付かない振りするのは簡単だ。期待するところだけを切り取っていけばいい。だけど、丸ちゃんは逃げずに真摯に受け止めた結果が引き攣った表情だったかもしれない。かもしれないという推測は果てしなくできるが、丸ちゃんが何を思っていたかはわからない。だけど、これが俺のやり方だ!と自分のスタイルを信じて見せつけてくれると丸山隆平を信じている。