読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

まだ君のチカラウタになってる?

A.B.C-Z

KAT-TUNのライブDVDに映っているA.B.C.は河合くんはギラギラして、五関くんはいつものポーカーフェイス、塚ちゃんは不安そうに、そして戸塚くんは笑っていた。KAT-TUNの人気が上がっている時、後輩は彼らを真似するように少し大人びたギラギラさを身に纏っていた。戸塚くんの笑顔にはそういうギラギラがなかったから、デビューしたいとかやってやるとか悔しいとかないのかなと思った。それが頭の中に残っている時に、Myojo(2016年5月号)に戸塚くんの気になる記事があった。

BUMP OF CHICKENは俺の人生のあゆみとともにあるバンド。『orbital period』っていうアルバムは2007年に発売されたんだけど、ちょうどHey!Say!JUMがデビューしたときで、『Mステスーパーライブ』にJUMPのバックとして出たりしてた。せつない気持ちで幕張メッセからひとりで歩いてかえるときに、そのアルバムを聞いて励まされたなぁ。

デビューを目指していればやはり自分より先にデビューする人間に思うところは出てきますよね。悔しいと思わないと続けていけないですよね。Myojoでは戸塚くんが励まされた曲は明らかになっていませんが、「才悩人応援歌」ではないかと予想しています。自分の力に思い悩んだ時に聞くと応援されるようでもあり叱咤激励してくれるようでもある曲と解釈しています。歌詞に「死にたくなるよ」とあるのですが次には「生きていたいよ」とあり、まだ諦めていないように思います。それが先にデビューしたグループに対して色々思いがあった戸塚くんにフィットしたのではないかと考えました。

 

デビューすれば悩むことがなくなるのかなと思ったのですが、デビューした組に同じくBUMP OF CHICKENの曲に励まされたジャニーズがいたんですよね。NEWSの小山くんがMCをしている「チカラウタ」でHey!Say!JUMPの藪くんが披露していました。戸塚くんをせつなくさせたグループのメンバーなんですよね。運命のいたずらのようです。未デビュー組がデビュー済組に思うことがあれば反対もあるわけで、藪くんのデビュー後の心情をMyojo(2013年)の10000字インタビューで発言してました。

「まだまだHey!Say!JUMPというグループが好きだから見に来てくれる人が、少なかったと思うんですよね。Kis-My-Ft2とA.B.C.、たくさんのJr.に盛り上げてもらって。みんな"Hey!Say!JUMPのコンサートにおじゃましました"なんてこと、絶対言いたくなかったんだろうなって。だから、Jr.のみんなに、なんてことをしてるんだって、後ろめたさみたいなものがありましたね
「北山と、とっつーは、昔から仲いいから、Jr.時代に、週何回かごはん行ったりしてて、僕たちがデビューしたあとも、その関係は変わらなかったんですけど、心のどっかで絶対、思ってることあるよなって考えると、うん、……なんか……悲しかったな」

藪くんが後ろめたさを感じるのは自分に自信がなかったのでしょうか。チカラウタでデビュー時の葛藤を語っていました。

(Jr.時代にセンターにいたがグループに入って端になったことに対して)
藪:最初はなんで、僕ここにいる…デビュー決まったのに端…別にそれは悪いことじゃないと思うんですけど、すごい葛藤があって。自分は飛び抜けて歌が上手いわけでなもくダンスができるわけでなくめちゃめちゃ演技ができるとかそういうのなくてすごく悩んでた時期があったんですよ。グループとしての立ち位置はどうしようって。何で僕このグループにいるんだろうって思った時に、結構お風呂で、音楽を聞くことが多くて。そん時に流れた一曲の歌詞に、『得意な事があった事 今じゃもう忘れてるのは それを自分より 得意な誰かが居たから』っていう歌詞がある。だからその歌詞を聞いた時に、自分には突出した才能はないけどグループの潤滑油的な役割になれたらなって思えるきっかけをつくってくれた曲

デビューしても悩んでいた時に聞いた曲が、BUMP OF CHICKEN「才悩人応援歌」だったんです。

藪:もし僕がJUMPの中からいなくなったって気付かない人がいるかもしれない。という何かそういうことにリンクしてこの曲のその歌詞の部分を聞くと何くそって。色んななんかパワーを力を与えてくれる

 

境遇は違えど、戸塚くんと藪くんはBUMPの曲を聞いて、自分を奮い立たせたんでしょうね。相談できず悩んでいた時、その曲によって自分の力で活路を見つけていったのでしょう。

2人のグループはそれぞれ伸びてきており、もし悩むことがあっても曲を思い出してチカラにするのかな。