KAT-TUNと個性

大抵の人には目指す自分やこんな人になりたいというイメージがあると思う。そのイメージを現実化するための道を前へと進んでいくだろう。


KAT-TUNも事務所が考える将来へ、メンバーがこういうことをしたいと思う未来へと道を進んでいたと思う。その道は最初は6人一緒だったかもしれないが、ある日二手に分かれた。

KAT-TUNとして歩む道とKAT-TUNを脱退する道。

KAT-TUNから脱退する道は進もうとしている人間の個性が作り出す。自分の強みという個性を伸ばすためにKAT-TUNという道を外れようとする。個性を殺してまでKAT-TUNという道をまっすぐ進むべきかに正解も間違いもない。人生は自分だけのものなので自分が信じる道を進むしかない。

KAT-TUNは個人を選ぶか、グループを選ぶかの葛藤が多かっただろう。離れるメンバーだけでなく、残るメンバーも葛藤の中にいたと思う。自問自答したり、他のメンバーはどうだろうかと考えたかもしれない。
個性が強いというのはKAT-TUNとしての道を広げることにも、道から外れる要因になるとは悲しい。応援する側も個人の愛すべき個性がバラバラになる要因になるとは考えていないだろう。

 

Myojoの中丸くんのインタビューを読んで将来6人で笑ってもらいたいと思ったが、田口くんの将来についてはきちんと説明されていないようでいたたまれない。説明されないことをつきつけられて、しょうがないと思う日がいつか来るのだろうか。家族と、友達と、それ以上に思ってくれる人は人生でもそういない。そういう人を誤魔化して欲しくない。

 

MyoJo(ミョージョー) 2016年 03 月号 [雑誌]

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